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医療法人岡林医院

〒600-8452
京都市下京区西洞院通松原下ル永倉町555-4
電話:075-341-0393
FAX:075-341-0394

診療時間

午前 9時〜12時
※平日の午後1時から3時は往診をしております。
午後 5時〜 7時

休診日

水曜・土曜午後、日曜・祝祭日

 

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お薬に関するQ&A

どうしても薬を飲まないといけないのですか?
医師が患者さんに対して「薬を飲んだ方がいい」とか「飲むべきだ」と言う時には、必ず、薬を飲まずに放っておいた場合のリスクと、薬を飲む事によって生じるリスクや損失を天秤にかけ、薬を飲んだ方が絶対に良い場合に限って服用をお勧めしています。服用を強く勧められた場合ほどリスクが高い状態だとご理解ください。
患者さんの中には、運動やダイエット、健康食品など、別の方法を使って「自分の力で治してみせる」と主張される方もおられますが、それらの方法が、かえってリスクを増悪させる場合や、効果がほとんど期待できない場合に限って服薬をお勧めしています。
病人になったような気持ちになるから飲みたくないのですが。
病人の一歩手前(あるいはもう病気)だと思ってください。実際に病気を発症してしまうと薬の種類や数も増えます。それに何らかの症状を伴うことも多く、毎日がもっと鬱陶しくなってしまいます。決して恐れる必要はないのですが、少しでもそういう状態にならないようにするために服薬が必要なのだと思ってください。
薬の服用も習慣ですから慣れてしまえば苦になりません。特に最近の血圧やコレステロールの薬は1日1回の服用で済ませられる物がほとんどですから、人前で薬を服用しなければならない状況もまずありません。ただし糖尿病に関しては、毎食前に服薬が必要な薬もあり、会食時などは人前での服薬が必要になります。「自分にむやみに食べ物を勧めないでくれ」とアピールできるチャンスだと考えるようにしてください。
飲みだしたらやめられないのですか?
高血圧の薬はまずやめられません。高血圧に対して処方される降圧薬は高血圧を治す薬ではなく、服薬を続けることによって血圧を下げているだけです。血圧が良くなったからといって服薬をやめると、必ず高血圧の状態に戻ります。しかもたちの悪い事に、服薬中断後、血圧が上がってから慌てて服薬を再開しても元通りの良い血圧に下がりきらないことがあり、これが、薬が増えていく原因になってしまいます。
コレステロールや糖尿病の薬は、場合によっては減量あるいは中止できる場合もあります。しかし、いずれの場合も食生活を改善するためのかなりの努力が必要ですから、減量に際しては必ずおかかりの先生の指示に従うようにしてください。自己判断で不用意に薬をやめると、新たな病気を引き起こす危険があると思ってください。
副作用は無いのですか?
残念ながら副作用の無い薬はありません。処方された薬に関する注意書きや説明書を見ると、怖い副作用がいっぱい書いてありますが、その発生頻度は極めて低く、風邪薬や解熱鎮痛薬などと比べると桁外れに安全な薬だと思って大丈夫です。
ただ、糖尿病の薬の中には、飲み方を間違えると強い副作用が出るものもありますから、必ず先生の指示を守るようにしてください。
費用がかかるのが心配です。
薬を飲み始めると、定期的に診察や検査を受ける必要が生じますから、薬代以外にも費用が発生します。しかし、病気を発症する前であれば、平均して月に約数千円程度の事が多く、外食や携帯電話の利用料金などに比べると少ない方ではないでしょうか。
これを高いと考えるか安いと考えるかは価値観の問題ですが、ひとたび脳卒中や心筋梗塞などを起こして入院すると百万円単位の出費となり、退院後も月々数千円の出費では済まなくなってしまいます。
必要に応じて早いうちから内服を始めることで病気の発症を防ぐことができるのなら安い出費だと思うのですがいかがでしょうか?
通院が面倒なのですが薬だけ送ってもらえませんか?
医療機関で処方する薬は、診察をしなければ出せないきまりになっていますから、薬だけを送るなどということはできません。処方した医師は、定期的に診察することで薬の効き目を確認し、副作用の有無をチェックします。また診察のつど患者さんの状態を把握して、新たな問題が起こってきた時には処方の変更をするのです。
一般に、初めて薬を処方した場合には、効き具合や副作用の心配がありますから1〜2週間後の再診を勧めますが、薬が上手く合って効きが安定した後は、1〜2か月に1回の診察でも可能となってきます。診察の間隔は、合併症の有無や患者さんの社会的背景も考慮しますから、まずはおかかりの先生にざっくばらんにご相談されるのが良いでしょう。